System - 車輪のx発明 ~B.G's Blog~

Systemクラスは、Javaシステムの基本的な機能を持っているクラス・・・。

パッケージ名はjava.lang.Systemだが、デフォルトで参照されているのでimport構文は不要・・・。

よく使うフィールドやメソッドをいくつか紹介・・・。

とその前に、文字列を扱うStringクラスのオブジェクトstrを用意・・・。

まず、Systemクラスはoutフィールドを持っている・・・。
outは標準出力用のオブジェクトで、これのprintlnメソッドを使うことで指定の文字列"ABCDE"を標準出力している・・・。

getenvメソッドは指定の環境変数の値を返す・・・。
ここでは、Windowsフォルダのパスを表す"windir"("WINDIR")環境変数の値をstrに格納し、それをoutのprintlnで標準出力・・・。

exitメソッドでプログラムを終了する・・・。
引数はシステムに返す終了コード・・・。
ここで終了するので、

この行は実行されない・・・。

ABCDE
System.getenv("windir") = C:\Windows

out.printlnで"ABCDE"は出力されているし、
getenvで環境変数のWINDIRの値は取得できているし、
そのあとexitで終了しているので、その後のout.printlnは出力されていない・・・。