これまで書いてきたように、JavaのクラスはC++のクラスとは違い、メソッドの宣言と定義が分かれていないので、クラスを定義したら、次にメソッドの定義をそこに直接書くことができる・・・。
整数値と文字列を保持するクラスClass1を定義して、Class1のオブジェクトに値を持たせ、それを出力させるプログラムを書いてみる・・・。
まず、Class1.javaを追加し、
Class1クラスの定義・・・。
フィールドの定義・・・。
(フィールドは、C++でいうメンバ変数・・・。)
privateでint型フィールドiとStringクラスのフィールドstrを用意・・・。
(Stringクラスは、C++のstd::stringのように文字列を扱うクラス・・・。
Stringクラスについては、いつか改めて扱う・・・。)
publicのsetメソッドは、引数に渡された整数nと文字列sをフィールドiとstrにセットする・・・。
outputメソッドは、System.out.printlnでiとstrの内容を出力する・・・。
このClass1クラスのオブジェクトをMainClass.javaで使う・・・。
newでクラスのオブジェクトを生成するのだが、返ってくるのはポインタではなく参照である・・・。
(Javaにはポインタがなく、参照として扱うので・・・。)
Class1オブジェクトインスタンスはclass1に格納する・・・。
Class1で定義したsetメソッドで、10と"ABC"をセットする・・・。
outputメソッドで、先程セットした整数値と文字列を出力する・・・。
i = 10, str = ABC
セットした10とABCが出力された・・・。
Sample/MainClass.java at master · bg1bgst333/Sample · GitHub
Sample/Class1.java at master · bg1bgst333/Sample · GitHub