C++では、真偽値(trueまたはfalse)をもつbool型が新たに導入されている・・・。
ここでは要素数5の配列に入れた値の中に、入力された値と同じものがあるかどうかを探すプログラムを作る・・・。
その中で、みつかったかどうかをbool型の変数で表し、trueのときと、falseのときでメッセージを切り替える・・・。
まず、変数・配列の宣言・初期化・・・。
検索する値x、ループ変数i・・・。
要素数5の配列arrayの値は固定・・・。
bool型変数foundはfalseに初期化しておく・・・。
検索する値を入力・・・。
arrayの中からxと同じものをfor文で検索する・・・。
found = x == array[i];
xとarrayが等しいかどうかの真偽値をfoundに代入する・・・。
等しければtrueが、等しくなければfalseが格納される・・・。
if (found){ // true(真)なら, break; // breakで抜ける. }
でfoundがtrueならこのfor文からは抜ける・・・。
結果の表示は、
$ ./bool x: 5 x(5) found!
trueならみつかってfor文から抜けてきたので"x found!"、
$ ./bool x: 3 x(3) was not found!
falseならfor文を終えてみつからなかったので、"x was not found!"、
と表示・・・。