ifstream

ifstreamは、C++標準ライブラリのファイル入力用ストリームクラス・・・。

ifstream - C++ Reference

ここでは、名前(name)、年齢(age)、住所(address)の書かれた"test.txt"をifstreamで読み込んで、各変数・配列に格納する・・・。

まず、ifstreamなどのファイル入出力クラスを使うには、fstreamヘッダをインクルードする必要がある・・・。

変数、配列、オブジェクトの宣言・・・。
std::cout、std::endl、と同様に、標準ライブラリのものは"std::"を付けなければならない・・・。

ファイルを開くには、メンバ関数openを使う・・・。

本来、openは第2引数でファイルモードを指定する必要があるが、ifstreamの場合はデフォルト引数でstd::ifstream::in(読み込みモード)がセットされているので、ファイル名だけでいい・・・。

失敗すると、fin自体が偽(非ゼロ)となるので、その場合はエラー処理して終了・・・。

finからの入力はstd::cinと同様に入力演算子で行うことができる・・・。
しかも、スペース区切りで複数の変数などにデータを入れる場合は、入力演算子で変数を繋げていくことでそれぞれ格納できる・・・。これもstd::cinと同じ・・・。

読み込んだ内容を出力してみる・・・。

終わったら、メンバ関数closeで閉じる・・・。

実行してみよう・・・。
"test.txt"は、

Taro 20 Tokyo

このようにスペース区切り・・・。
で、

$ ./ifstream
name: Taro
age: 20
address: Tokyo

このようにファイル入力ができた・・・。

Sample/ifstream.cpp at master · bg1bgst333/Sample · GitHub