WMIへの具体的な操作は、IWbemServicesインターフェースを通して行う。
IWbemServices (wbemcli.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
IWbemServices.cppで、
とりあえず取得したIWbemServicesインターフェースポインタを出力だけ。
CoCreateInstance OK! pLocator = 0x01e30828 pLocator->ConnectServer OK! pServices = 0x01e3cfb4 続行するには何かキーを押してください . . .
こうなる。
Sample/com/IWbemServices/IWbemServices/src/IWbemServices at master · bg1bgst333/Sample · GitHub
IWbemLocator::ConnectServerで、WMIへ接続する。
IWbemLocator::ConnectServer (wbemcli.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
例: ローカルコンピューターから WMI データを取得する - Win32 apps | Microsoft Docs
IWbemLocator.cppで、
ConnectServerの第1引数にはBSTRで"ROOT\\CIMV2"、第8引数は受け取るIWbemServicesポインタのアドレス。
CoCreateInstance OK! pLocator = 0x01ef0828 pLocator->ConnectServer OK! 続行するには何かキーを押してください . . .
成功。
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BSTRは、表面上ワイド文字だが、文字列本体の前には文字列のバイト数、文字列本体の後には2バイトのNULL終端があるので、全く同じに扱うことはできない。
SysAllocString function (oleauto.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
BSTR 用のメモリの割り当てと解放 | Microsoft Docs
BSTR とは？ - Windows 徹底解説 - Web/DB プログラミング徹底解説
バイト数や2バイトNULL終端があるかを確認する。
BSTR.cppで、
str - 2は、BSTR分2つ前だから4バイト前を指す。
str[5]は、最後の要素からBSTR1つ後だから2バイト後を指す。
ABCDE str[-1] = 10 str[0] = 0x00000041 str[1] = 0x00000042 str[2] = 0x00000043 str[3] = 0x00000044 str[4] = 0x00000045 str[5] = 0x00000000 続行するには何かキーを押してください . . .
"ABCDE"は5文字なので10バイト。
確かに手前に10が入ってる。
後ろもNULL終端されてる。
Sample/com/BSTR/BSTR/src/BSTR at master · bg1bgst333/Sample · GitHub
COM用のBSTR文字列を扱う必要が出てきたので、SysAllocStringについて。
BSTR文字列を扱うには、SysAllocStringでメモリを確保し、文字列をセットする。
SysAllocString function (oleauto.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
BSTR 用のメモリの割り当てと解放 | Microsoft Docs
BSTR とは？ - Windows 徹底解説 - Web/DB プログラミング徹底解説
SysAllocString.cppで、
BSTR型文字列は表面上はワイド文字。
ABCDE 続行するには何かキーを押してください . . .
なのでwprintfで出力できる。
ただ、SysAllocStringで確保したので、SysFreeStringで解放が必要。
Sample/com/SysAllocString/SysAllocString/src/SysAllocString at master · bg1bgst333/Sample · GitHub
IWbemLocatorは、WMIに接続するためのインターフェース。
IWbemLocator (wbemcli.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
例: ローカルコンピューターから WMI データを取得する - Win32 apps | Microsoft Docs
前回、成功したのはわかったけど、取得したポインタを示してなかったので、
IWbemLocator.cppで、
とすると、
CoCreateInstance OK! pLocator = 0x01fa0828 続行するには何かキーを押してください . . .
取得したpLocatorを出力。
Sample/com/IWbemLocator/IWbemLocator/src/IWbemLocator at master · bg1bgst333/Sample · GitHub
CoCreateInstanceで、COMインターフェースポインタを生成・取得する。
CoCreateInstance function (combaseapi.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
WMIで使うIWbemLocatorインターフェースポインタを生成・取得する。
wbemuuid.libをリンク。
こんな感じでpLocatorを取得する。
終わったら、pLocator->Releaseで解放。
CoCreateInstance OK! 続行するには何かキーを押してください . . .
成功した模様。
FAILEDは、エラーによる失敗の時だけ真になる。
FAILED macro (winerror.h) - Win32 apps | Microsoft Docs
FAILED.cppで、
CoInitializeSecurityにでたらめな引数を与えたら、エラーになるだろうから、FAILEDで判定する。
SUCCEEDED! FAILED! 続行するには何かキーを押してください . . .
やはりFAILEDになった。
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