出力演算子

C++でもprintfをはじめとするC標準ライブラリを使うことはできるが、単純な文字列の出力なら出力演算子を使うと楽である・・・。

C++標準入出力を使うには、iostreamヘッダをインクルードする必要がある・・・。

まず、リテラルの出力だが、整数でも、実数でも、文字でも、文字列でも、以下の形式で出力できる・・・。

std::cout << <リテラル>;

std::coutは、予めC++で用意されている標準出力ストリームオブジェクト・・・。<リテラル>をこのstd::coutに向かって出力しているというイメージで使われている記号"<<"が出力演算子・・・。

出力演算子は、1行で連続して使うこともできる・・・。

std::cout << "ABC" << "EFG";

と書くと、

ABCDEF

と文字列が連結されて出力される・・・。

ここでは、リテラルを出力した後、'\n'を出力することで改行をしている・・・。
出力演算子でも改行はしてくれない・・・。

変数や文字配列も同様に、型に関係なく同じスタイルで出力できる・・・。

と初期化して、

1行にすべての変数を出力・・・。

そして、実は改行は'\n'を出力するだけではなく、std::endlオブジェクトを出力することでも可能である・・・。

実行すると、

$ ./output_operator
10
1.23
X
ABC

20
0.25
Z
XYZ

10, 1.23, X, ABC

20, 0.25, Z, XYZ

Sample/output_operator.cpp at master · bg1bgst333/Sample · GitHub